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解体工事の流れ

解体工事の大まかな流れ

解体工事は、大まかに分けて準備・解体・整地の3段階があります。建築物の解体は、重機で一気に解体するのではなく、いくつかの段階を経て少しずつ解体されます。ここでは、解体工事の具体的な流れや日数の目安について解説します。

申請、届出

解体工事に入る前には、リサイクル法に関連した届出道路の使用許可など、さまざまな申請と届出が必要です。大部分は解体業者が対応しますが、1週間ほど時間がかかります。なお、解体業者の現地調査や見積の作成、ライフラインの停止手続きも必要なため、それらの日数も考慮する必要があります。

参照元:クラッソーネ(https://www.crassone.jp/media/14702)

参照元:解体サポート(https://www.kaitai-support.com/flow.html)

外構を解体

申請などが終わったら、最初に外構の解体工事を実施します。外構はブロック塀やフェンス、庭木などの撤去を行います。

外構の解体工事が完了したら重機を搬入し、足場の設置や養生作業に入ります。外構の解体工事や足場・養生作業にかかる日数の目安は約2日ですが、建築物の規模によってはさらに時間を要します。

参照元:クラッソーネ(https://www.crassone.jp/media/14702)

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屋根や内装の解体

足場の設置や養生が完了すると、屋根と建築物の内装の解体工事を行います。畳や造作家具、屋根の瓦などは、基本的に手作業で解体します。廃材は建設リサイクル法で分別が義務化されているため、重機での解体は行いません。

屋根や内装の解体工事も約2日が目安です。ただし、手作業でのスピードには限界があるため、建築物の規模によっては時間がかかります。

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建物本体の解体

手作業で屋根材や内装を解体し終えたら、建築物本体の解体工事へと入ります。建築物本体は、柱や梁などの構造部分と壁が該当します。これらの解体工事には重機を使用しますが、重機が入れない場所や作業が困難な場所は、手作業で解体工事を実施するケースもあります。解体工事後、廃材の分別作業を行います。

建築物本体の解体工事は3日ほどの時間がかかります。しかし、重機が使用できない現場の場合、解体に時間を要するので注意しましょう。

参照元:クラッソーネ(https://www.crassone.jp/media/14702)

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建物の基礎部分の解体

建築物の構造や壁を解体した後は、基礎部分の解体工事を行います。基礎はコンクリートや鉄筋が使用されており、解体時には騒音や振動が発生します。そのため、近隣への配慮が求められる工事の段階といえます。

基礎の解体工事は2日ほどかかります。また、解体と並行して地中の埋設物の確認も行います。

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整地

基礎解体後は残置物を撤去し、地面を平らに整地します。整地にかかる日数の目安は1日です。なお、整地の仕上がりは解体業者によりけりで、数センチの石を取り除く場合もあれば、大きな塊を残す場合もあります。

どの解体業者も基本的な流れは同じです。日数は建築物の立地・規模によるため、気になる方は解体業者に確認しておきましょう。

参照元:クラッソーネ(https://www.crassone.jp/media/14702)

参照元:解体サポート(https://www.kaitai-support.com/flow.html)

参照元:解体サポート(https://www.kaitai-support.com/warning04.html)